科目名 □地球環境論
担当教員   金光 理     
対象学年   2年   クラス   [001]  
講義室   N301教室   開講学期   後期  
曜日・時限   水5   単位区分    
授業形態     単位数    
準備事項    
備考    

講義概要/Class Outline

この講義では、地球環境を考えるにあたって、地球を惑星の1つととらえ、宇宙科学的な側面からの解説をする。
地球は月・太陽から大きな影響を受けると共に火星や木星などの惑星たちと太陽系というシステムを構成しており、太陽系は(天の川)銀河系という天体集団の一員でもあり、宇宙には他にも銀河と呼ばれる膨大な数の大規模天体集団があることもわかっている。
本講義では、こうした宇宙の最新データを随時取り入れて紹介する。
(達成目標)現代人として身に付けておくべき地球と宇宙に関する常識的な知識の取得と自然科学的な物の見方の修得を目標とする。  

講義計画 /Class Structure

内容
1 序論
講義の概要と全体を概観する映像資料の学習
2 地球の運動
地球の自転や公転と天体の見かけの運動に関する解説
3 月の運動
月の満ち欠けや日・月食などの解説
4 太陽・地球・月系
潮汐や太陽放射と地球の関係の解説
5 太陽系の構成
太陽系天体のタイプや性質の解説
6 惑星の運動
惑星の太陽の回りの運動の仕方の解説
7 太陽系の進化
地球を含む太陽系の誕生から現在までの変遷の解説
8 太陽
太陽の構造と地球との関わりの解説
9 恒星の基本的性質
恒星の放射についての基本的な解説
10 恒星の分類
恒星の分類法と変光星の解説
11 恒星系
恒星の集団である星団や銀河系の解説
12 宇宙の大規模構造
銀河の集団や宇宙全体の構造の解説
13 宇宙の進化
恒星の一生や、宇宙の誕生からの変遷と地球の関わりの解説
14 宇宙と生命
生命の発生と他の天体での生命存在の可能性についての解説
 

学習・教育目標/Class Target 1.地球と太陽、月の関係を理解している。
2.太陽系の概要を理解している。
3.恒星の性質や分類の概要について理解している。
4.宇宙の大規模な構造の概要について理解している。  
評価基準/GradingCriteria ・秀:上記の項目について総合的に90%以上を満たす。  ・優:上記の項目について総合的に80%以上を満たす。  ・良:上記の項目について総合的に70%以上を満たす。  ・可:上記の項目について総合的に60%以上を満たす。  
評価方法/GradingMethod 定期試験70%、ミニッツペーパー(小テスト)10%、レポート20%。  
受講上の注意/Class Rules 特定の教科書は使用しない。板書や配布資料を利用すること。必要に応じて指定図書などを利用すること。  
受講制限/Prerequisit  
関連する科目/Related Class  
教科書/Text
著者名  
著書名  
出版社名  
ISBNコード  
指定図書/Assigned Books
著者名 尾崎洋二  
著書名 『宇宙科学入門』  
出版社名 東京大学出版会  
ISBNコード 4-13-062705-8  
参考文献/Bibliography
著者名  
著書名  
>出版社名  
ISBNコード